英国のオカド・リテールとセインズベリーズが再び値下げ

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May 28, 2023

英国のオカド・リテールとセインズベリーズが再び値下げ

[1/2]2021年2月26日、イギリスのハットフィールドで運転するオカドの配達用バンが見られる。写真は2021年2月26日撮影。ロイター/マシュー・チャイルズがライセンス権を取得 ロンドン、8月23日(ロイター通信) - イギリス

[1/2]2021年2月26日、イギリスのハットフィールドを走行するオカドの配達用バン。写真は2021年2月26日撮影。ロイター/マシュー・チャイルズがライセンス権を取得

[ロンドン 8月23日 ロイター] - 英国の食品小売り大手オカド・リテール・アンド・セインズベリーズ(SBRY.L)は水曜日、英国の食品価格インフレが下降軌道を続け、消費者への圧力が一部緩和されることを示すさらなる兆候として、さらに値下げした。

オカド・グループ(OCDO.L)とマークス・アンド・スペンサー(MKS.L)の折半出資のオンラインスーパーマーケット合弁会社オカド・リテールは、さらに200品目の価格を平均8%値下げすると発表した。

英国第2位の食料品店セインズベリーズ(SBRY.L)は、ディスカウント大手アルディの価格と一致する制度に40以上の商品を追加し、合計400以上になったと発表した。

また、会員に低価格を提供するネクター・プライス・ロイヤルティ・スキームを冷凍食品にも拡大した。

英国人が生活費危機に直面し2年目となる中、食料品価格は引き続き注目を集めている。

英国の食品価格インフレ率は3月に19%超と1977年以来の最高水準に達した。 この公式指標は7月には14.9%に減速し、業界データによると8月には12.7%となったが、食品価格の上昇は依然として多くの家計にとって大きな負担となっている。

さらなる金利上昇を検討する中、消費者、議員、イングランド銀行(英中銀)は最近の下落動向を注視している。

オカド・リテールの最新の値下げの例には、ハインツ豆の4缶パックが4ポンドから3.75ポンド(4.79ドル)に減額されたことや、クエーカー教徒のロールド・ポリッジ・オーツのパックが1.75ポンドから1.50ポンドに減額されたことが含まれる。 合弁会社は6月に100品目の価格を引き下げた。

セインズベリーズは現在、自社ブランドのスイートコーンの325グラム缶の価格を、以前は95ペンスだったアルディの価格に匹敵するようになった。

市場リーダーのテスコ(TSCO.L)を含む英国のすべてのスーパーマーケットはここ数カ月間、一部の商品の価格を引き下げたが、食料品流通研究所の研究者は、英国の食品価格インフレ率は12月でもまだ9%程度になるだろうと述べた。

小売業者らは、英国の不作などサプライチェーンの更なる課題により、今後数カ月で投入コストがさらに上昇する可能性があると警告している。

ヨーロッパ全土の政府は高インフレと闘っている。 フランス政府は5月、大手食品会社75社から数百品目について値下げの誓約を取り付けた一方、ハンガリー政府は強制値下げを課した。

説明者 - なぜ英国の食料インフレはこれほど頑固に高いのでしょうか?

(1 ドル = 0.7829 ポンド)

レポート:James Davey編集:Mark Potter

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